おかげさまで川越政は今年で創業60周年を迎えることができました。わが社の歴史は、大戦から復員した祖父が祖母と2人で小さな雑居ビルの一室から始まります。そして50年後、先代の現会長から私が経営を引き継いで、はや10年になります。円滑に継承されたにもかかわらず、就任当初は信用事故、新規事業の失敗、海外生産の不安定など思わぬトラブルの連続でした。悪戦苦闘の渦中、幼少時の私を可愛がってくれた先人諸兄が育んだ会社を継続していくという事、その責任と使命感は、本当にずっしりと重たく感じました。乗り切るために必死だった日々から学べた事は、今でも得がたい教訓とさせていただいてます。
  近年に至り、当時新人だった中堅社員が事業を支えてくれ、若い世代の社員の成長も感じることができまして、ようやく安定した会社基盤を築けたことで、お客様に安心して仕事をご依頼いただけるようになりました。それはなにより、あたたかく、時には厳しく見守って支えていただいた、取引先の皆さまのご指導とご尽力の賜物であります。わが社だけではなにも成せず、取引先様があってこそのありがたさは、その時より肝に銘じております。 今まで通りむやみな拡大は望まず、真摯に挑む人材の育成に努め、コツコツと信頼を積み重ねて、皆さまと共に周囲に恵を与える商いを継続し、社員一同、誠心誠意まじめに楽しく仕事していきたいと思っております。
今後とも川越政を何卒よろしくお願いいたします。

60周年を迎えるにあたり、御取引様ならびに銀行様に厚く御礼を申し上げると共に、この大変難しい業界を永きにわたりささえてくれた社員一同には感謝にたえません。
初代の頃は仕入れする難しさ、二代目の私の時代は売ることが大変な時代で、業界自体が次々と倒産や廃業と続き、会社を継続する事が本当に大変な時代でした。この難局を御取引様の力や社員のがんばりで乗りこえることが出来ました。誠にありがたく思います。
次代に無事にバトンタッチができ、会社も益々活気づいて来てる様子です。
業界全体の、今後益々の発展を祈ります。

人と人を、大事に繋ぐ個性派集団

私は平成8年に入社し、以来20年間この会社で過ごしてきました。
相談役と2人で立ち上げた東京支店も17年目を迎え、今後の展開も楽しみな日々を過ごしています。
これもひとえに皆様方のお陰であり、これからもお力添え頂けるようお願い申し上げます。

平成13年3月に入社し、早15年。
何の裏付けも無い私に、OEMと言う新規事業を任せて頂けたのは創業者から受け継ぐ『チャレンジ精神』を尊重する経営判断によるもの非常に感謝しています。
60周年を節目にし、更なる飛躍が出来ればと思います。

改めまして、創立60周年ということに歴史の重みを感じるとともに身が引き締まる思いです。
川越政イズム『人と人とのつながりを大切に』を肝に銘じてこれからも全てのお取引先様から必要とされるように、最高のメンバーと共に切磋琢磨していきたいと思います。

私が入社した2007年3月、50周年記念のお祝いをした事をついこないだの事のように覚えています。あれから10年の月日が流れ、4人だった東京支店も8人に拡充することができました。これからさらに10年、日本国内の産地衰退が進むなか、一筋縄ではいかない難しい時代に突入します。国内産地を守っていきながらも、さらなる生産地を開拓し新たな「川越政」を創っていきたいと思います。
これからも一層のお力添えのほど、よろしくお願い致します。

我社創業60周年に際しまして私自身入社16年目に入ります。
はなはだ不心得者ではありますが、お客様との義理人情や信頼のきずなは常に肝に銘じ関西と名岐地区にて粉骨砕身、労を惜しまず駆け回りその姿勢、未来永劫違える事なく全力で邁進する所存です。よろしくお頼みいたします。

創業60周年を迎える記念事業として、太陽光売電事業に参画、大分県豊後高田市と茨城県神栖市の2カ所に発電所を設置いたしました。
我々が従事する繊維産業は根幹である製織、染色、縫製各工場様において電力需要が大きく発生します。しかしながら昨今の原発問題等で安定供給が脅かされることに危機感を抱き、再生可能エネルギー、ソーラー発電プラントの設置を記念事業とすることとしました。
茨城、大分の発電所はそれぞれ東京電力、九州電力と売電契約を結び、合わせて年間13万kwhの発電量を見込んでおり、すでに今年4月より本稼働しております。
誠に微力ではありますが、業界の次世代エネルギー確保と環境エコロジーのお役に立てればと考えます。

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